2022/07/24
吊り形業務用エアコンは、従来の業務用エアコンと比較して少ないスペースでも設置することができることや、埋めこみ不要なので据付も簡単に行える特徴を持っています。そんな空間を最大限活かすことができる吊り形業務用エアコンは、長く使用しているとだんだん内部に汚れが蓄積してくるため、定期的にクリーニングを行う必要があります。分解して内部洗浄を行う本格的なクリーニングに関しては、分解作業が行えるプロに任せる必要がありますが、フィルターを取り外して掃除を行う作業ならば素人でも問題なく行えるので、1ヶ月に1回を目安に掃除を行うようにしましょう。吊り形業務用エアコンのフィルター掃除の方法は、まず専用フィルターを取り外し汚れが付着している表面・裏面を丁寧に掃除機で吸い込みます。
掃除機だけでもある程度の汚れは除去することができますが、中にはフィルターに汚れがこべり付いてしまっている可能性があるので、とれない汚れは水洗いを行ってきれいな状態にします。シャワーなどで洗い流すだけで汚れが落ちる場合もあれば、水だけでは汚れがとれない場合もあるので、中性洗剤と歯ブラシを使用してこべり付いた汚れを優しく擦り洗いします。この時無理に力を入れてしまうと、フィルターの変形や破損につながるのでかならず丁寧に作業を行うようにしましょう。ある程度綺麗になったら、フィルターを天日干ししてしっかり乾かし、最後に吊り形業務用エアコンの元の位置に戻せば完了です。
この作業は素人でも簡単に行えますが、高い位置で作業を行う必要があるので、必ず2人以上で対応するようにします。